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対談《鈴木邦男のオンラインで語ろう》

持続する志

ゲスト・Misao Redwolfさん(アクティビスト/首都圏反原発連合メンバー)


持続する志の権化と言うと、言葉は古いが、とにかくめげない人である。過去には自宅に街宣をかけられたこともあるが、今も変わらず毎週の「金曜官邸前抗議」を継続している。ただそれだけではない。原発イシューでの動員のピークは過ぎたと冷静に分析し、次の仕掛けをじっと考えている。そんな彼女、さらなるステップとして、ある政党の党員になろうかと本気で考えているという。


写真=平早勉


若いセンスが欲しいと勧誘された

鈴木  ミサオさんが反原発運動に入る頃は、まだ原発のことがそんなに考えられてない時期でしょ?


Misao  ちょうど六ヶ所村の再処理工場の試験運転があって、坂本龍一さんの情報発信だとか鎌仲ひとみさんの映画ができた頃です。 その頃の運動は、チェルノブイリの頃から参加した人がだんだん少なくなってきている状態で、そんな時期にオールド系の人の再処理反対の集会に参加したんです。



鈴木  オールド系って?


Misao  旧社会党系の、原水禁とかあの辺のソフト路線の左翼の人たちがメインです。別に左翼運動でもなく……。反原発のシングルイシューでやっていた市民運動の人達が、若い層にも広げるために、私に実行委員会に入ってもらえませんかと頼まれたんです。最初にやったのは、ジンと呼んでいたんですが、若いセンスのイラストレーターなどを使った、雑誌でした。



鈴木  本当だ、素人が作ったとは思えないな。


Misao  自分もイラストレーターだし、デザインもプロの知り合いに頼んだりしました。



比例は立憲民主党に入れました

鈴木  相変わらず反原連(首都圏反原発連合)はやってるんですよね。


Misao  はい。活動としては、「金曜官邸前抗議」をずっとやっていて……。



鈴木  今、何人ぐらい集まるんですか?


Misao  だいたい500人ぐらいですね。初期に比べると高齢の方が目立ってきたけど、それでも子ども連れの若い主婦もいます。 ただデモに行くのって、最初は怒りを持って駆け付けざるを得ないという気持ちの方が多いと思うので、 時間がたつにつれて平常心になってくるし、暮らしもあるしでなかなか来られなくなる。リタイアされている方たちは、 比較的時間に余裕があったり。孫に原発を残したくないし、自分たちがやってこなかった後悔みたいのをおっしゃる方が多いですね。



鈴木  政党はほとんどの党が、原発ゼロや削減を目標として掲げていますが、あなたの実際の投票行動はどうしてるんですか?


Misao  今回は、比例は立憲民主に入れました。


鈴木  おお。ありがとうございますって、私がお礼するのも変か?



Misao  そう言えば選挙の時、立憲民主党の応援演説してましたね。


鈴木  小林よしのりさんと一緒にね。あのとき、行って良かったなと思いました。人も多かったし、ものすごい熱気で、立憲民主はかなりいくなあと思いましたよ。



Misao  どういうルートで応援を頼まれたんですか。


鈴木  宮台真司さんから電話がかかってきたんです。僕じゃ、彼らが迷惑するんじゃないですか、と聞いたら、いや、リベラルと左だけじゃ駄目だから、というので、それならと。


Misao  そういう意図だったんですね。